こんにちは、CryptoNeo(@CryptoNeo)です。
「USDTは持ってるのに、送金ボタンを押したらETHが足りませんって言われた。意味がわからない」
DEXやウォレットを初めて使う人が、ほぼ全員ここで一度止まります。そして残念なことに、一部の人はここで諦めて、DEXそのものから離れてしまいます。
ガス代とは、ブロックチェーン上で送金や取引を実行するたびに支払う手数料のことです。取引を処理してくれるネットワーク参加者への報酬で、チェーンが混雑するほど高くなります。そして厄介なことに、この手数料は送るコインからは引かれず、チェーンごとに決められた通貨でしか払えません。
でも、仕組みさえわかれば対処はとても簡単です。この記事では、なぜ「USDTはあるのに送れない」が起きるのかという仕組みと、今すぐ使える回避策を3つ、順番に解説していきます。
ガス代は「そのチェーンの通貨」でしか払えない
ブロックチェーンの手数料(ガス代)は、送りたいコインからは引かれません。そのチェーンの基軸通貨で払う決まりになっています。Ethereum上ならETH、Polygon上ならPOL。だからUSDTをいくら持っていても、ETHが0なら1円分も動かせないのです。
まずはこのルールだけ、頭に入れてください。ここさえ押さえれば、あとの回避策は全部すんなり理解できます。
なぜUSDTから引いてくれないのか
疑問はもっともです。USDTを送るなら、そのUSDTから手数料を引いてくれればいいのに、と誰でも思いますよね。
理由は、USDTがEthereumというチェーンの上に載っている「借家人」だからです。
USDTはEthereumの上で動くトークンのひとつにすぎません。Ethereumのネットワークを実際に動かしているのはETHで、取引を処理する報酬もETHで支払われる設計になっています。だから家賃にあたるガス代は、ETHでしか受け付けてもらえない。大家さんに家賃を払うのに、別の国の通貨は使えないようなものです。
そしてこれはEthereumに限らず、ほとんどのチェーンで同じ構造です。主要チェーンの対応を表にすると、こうなります。

では、この詰まりをどう回避するか。方法は3つあります。
回避策1:ウォレットの無料枠を使う(一番おすすめ)
一番簡単なのは、ガス代を肩代わりしてくれるウォレットを使うことです。
Bitget Walletは、PolygonやArbitrumを含む複数のチェーンで、1日3回まで送金とスワップを無料にする仕組みを提供しています(2026年8月時点)。
これが効くのは、ETHが0の状態から拜け出せることです。無料枠を使ってUSDTの一部をETHにスワップすれば、ガス代の元手が手に入る。まずは100円分もあれば、目の前の送金には十分です。
Bitget Wallet
ガス代の詰まりを1日3回までの無料送金・スワップで回避できるウォレットです。
招待コード: RfaUpA
紹介経由の登録でBWBポイントのボーナスがもらえます。
回避策2:少額だけガス通貨を常備しておく
地味ですが、一番確実な方法です。使うチェーンが決まっているなら、そのチェーンのガス通貨を先に少しだけ入れておきます。
というのも、ガス代の実額は意外と小さいからです。Polygonなら1回あたり1円未満、Arbitrumでも数円程度で済むことがほとんどです(2026年8月時点・混雑状況で変動)。数百円〜1,000円分のETHを入れておけば、当分は困りません。
取引所からウォレットへ送金するとき、USDTだけを送ってガス通貨を送り忘れるのが定番の事故です。
初回の送金では、必ずETH(またはそのチェーンのガス通貨)を先に少額送ってください。
回避策3:ガス代不要の送金に対応した入金先を選ぶ
そもそもユーザーにガス代を意識させない、という方向でサービス側が動き始めています。
例えば招待制ベータ中のPerp DEX「PopDEX」は、Bitget Walletとの連携で入金体験の改善を進めています。2026年8月末から9月にかけて、Bitget WalletからのUSDT入金なら、ArbitrumやPolygon経由でETHなしで送れるようになる予定だと、2026年8月24日のAMAで発表されました。詳しくはPopDEXのAMA全まとめで解説しています。
今後は「ガス代を意識させない」ことが、取引所やウォレットの標準になっていくはずです。それまでは、回避策1と2の合わせ技で乗り切るのが現実的です。
この入金改善が予定されているPopDEXをこれから試す人は、Arbitrum入金の手順を画面つきでまとめたPopDEXの始め方(Arbitrum入金と口座開設の流れ)をどうぞ。
そもそもどのウォレットを使うか迷っている人は、クリプトウォレットおすすめ8選の比較記事から選んでください。

まとめ
最後にもう一度、要点を整理します。
ガス代は送るコインからは引かれず、チェーンの基軸通貨でしか払えません。だからUSDTだけ持っていても送金はできないのです。
今すぐの解決策はBitget Walletの1日3回無料枠。恒久対策は、使うチェーンのガス通貨を数百円〜1,000円分だけ常備しておくことです。
初回送金では、USDTより先にガス通貨を少額送る。これだけで詰まりの大半は防げます。
よくある質問(FAQ)
- ガス代はいくらぐらい必要ですか。
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チェーンと混雑状況によります。Polygonなら1回1円未満、Arbitrumなら数円程度、Ethereum本体は数十円から数百円になることもあります(2026年8月時点)。数百円分のガス通貨があれば当面は困りません。
- ArbitrumなのにガスがETHなのはなぜですか。
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ArbitrumはEthereumのL2(レイヤー2)で、Ethereumの安全性を借りて動いているためです。独自トークンのARBは存在しますが、ガス代の支払いには使えません。
- ガス代を間違えて多く払ってしまうことはありますか。
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通常の送金では、ウォレットが適正なガス代を自動計算するので過払いはまず起きません。手動でガス代を引き上げられる機能もありますが、初心者のうちは自動のままで問題ありません。
- 送金に失敗したらガス代は戻ってきますか。
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戻りません。ガス代は「処理してもらうこと」への支払いなので、取引が失敗として処理された場合でも消費されます。残高不足がないか、実行前に確認してください。なおアドレス間違いは、取引自体は成功扱いになって資産だけ失われることが多いため、さらに危険です。送金前の確認は必須です。
- ガス代のかからないチェーンはありますか。
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完全にゼロのチェーンはほぼありませんが、SolanaやPolygonのように1回1円未満で済むチェーンはあります。また、Bitget Walletの無料枠のように、サービス側が肩代わりする仕組みを使えば実質無料にできます。なお、ガス代を払う対象であるEthereum(イーサリアム)そのものの仕組みは、基礎から解説した記事があります。
免責事項
本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。
本記事にはリファラルリンクが含まれます。
手数料・仕様は2026年8月時点のもので、変更される可能性があります。
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